不整脈は、脈の打ち方がおかしくなることを意味します。この中には異常に速い脈(頻脈)や遅い脈(徐脈)も含まれます。 皆さんが初めて不整脈に気づかれるのは、ドキドキ動悸(どうき)がしたり、脈をとってみると、どうも異常に遅かったり、逆に速すぎたり、または飛んだり、不規則になったりしている時が多いのではないかと思います。 また、自分ではまったく気がつかないのに、病院で心電図をとると「不整脈が出ています」と言われて、わかる場合もあるでしょう。 「脈」とは、心臓から押し出される血液の拍動が血管に伝わって感じられるものです。もし心臓のリズムに異常が起きれば、脈は乱れてしまいます。決して自分ひとりで判断せず検診を受ける事をおすすめします。
不整脈は心臓が悪いから起こるのかというと、実は必ずしもそうではないのです。
一方、心臓を養っている血管が詰まる病気に心筋梗塞や狭心症がありますが、不整脈は血管が詰まるから起きるのだと勘違いされている方が少なくありません。
心筋梗塞や狭心症は心臓の血管の病気であり、一方、不整脈は電気系統の“故障”ですから、基本的には別の病気です。
不整脈の原因として最も多いのは、年齢に伴うものや、体質的なもの、つまり心臓病には関係しないものです。
1日または2日にわたって心電図を記録してみると、中年以上ではほとんどの人に、毎日1~2個は不整脈が見つかります。
年をとるにつれ、だれでも少しずつ不整脈が増えていきます。ストレス、睡眠不足、疲労などでも不整脈は起こりやすくなります。
そういう意味では、だれにでも起こりうるものだと言えるでしょう。
不整脈を起こす原因(基礎疾患)がある場合は、まず基礎疾患の治療を行います。
抗不整脈剤(不整脈を薬で抑え込みます)。
頻脈性不整脈に対しては、カテーテルを用いた治療(カテーテルアブレーション)をご案内致します。
徐脈性不整脈で症状がある方は、内服薬では効果が安定しないことが多く、通常ペースメーカー治療を行います。
高血圧症は、何らかの原因で血圧が基準値より高くなった状態をいいます。ほとんどの場合自覚症状はありませんが、頭痛や肩の凝り、めまいなどが起こる事もあります。高血圧が続くと、全身の血管の動脈硬化が進み、様々な障害が出てきます。突然、脳卒中や心臓発作を起こすこともあるため、「サイレントキラー」と呼ばれるほどです。
高血圧の9割は原因が明らかでない本態性高血圧です。しかし、遺伝的体質に食塩摂取過剰、肥満、アルコールの多飲、ストレスなどの生活環境の因子が重なって起こるとみられています。
肥満であれば減量する事を心がけましょう。こんどう内科では私生活のアドバイスも行ないますので一緒に改善していきましょう。
バランスのよい食事を心がけましょう。偏った食生活は厳禁
タバコを吸わないようにしたり、趣味などを見つけることもいいでしょう。
心房細動とは、不整脈の1つで、心房がけいれんするようにとても早く小刻みに震えて、規則正しい心房の収縮が出来なくなった不整脈の事をいいます。
心房細動そのものは、ただちに命を脅かすものではありませんが、心房内に血のかたまり(血栓)ができて脳梗塞の原因となったり、心臓の機能が低下して心不全を起こすことがあります。
心房細動は、心臓に病気のある人だけでなく、ストレスや不規則な生活習慣によっても起こります。また、加齢や他の病気(高血圧、糖尿病、甲状腺機能亢進症など)の合併症など、さまざまな原因が考えられます。
心房細動では、次のような症状があらわれることがあります。
個人の判断で解決してしまうのはとても危険です。こんどう内科では症状から細かく分析・検査を行い適切な処置を行ないます。上記のようなことが気になる、体の様子がおかしい等の変化を感じましたらすぐに受診して下さい。
<診療科目>
一般内科・循環器内科・アレルギー科
<診療時間>
午前/9:00~12:30
午後/15:00~18:30
<休診日>
水曜・日曜・祝日・土曜午後
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